Bリーグ初年度の昨シーズンは激闘の戦いの末、入替戦までもつれ込みB1残留を果たした横浜ビー・コルセアーズ。
9/29(金)、9/30(土)に横浜文化体育館で開幕を控える、今シーズンの意気込みをお2人に伺いました。
優しい笑顔で海賊たちを牽引する古田悟ヘッドコーチ
今シーズンから横浜ビー・コルセアーズの指揮を執る古田HC。
まずは今のチーム状況、練習の内容を伺いました。
「先日行われたアーリーカップでの反省点を主に練習している。うまくいく日もあれば、まだまだの日もある。人数も揃ってきてお互い激しく、競争意識も出てきている。やはり課題は『オフェンスリバウンド』と『ターンオーバー』反省点を活かしつつ、お互いの動きを確認しながらいい環境で練習はできている」
先日3人目の外国籍選手のハシーム・サビート選手の獲得も発表され期待がかかる中、ようやくメンバーが揃いポジション争いもある中でいいチーム作りができているんではないでしょうか。
古田HCの今年注目したい選手は?
「やはりエースは川村卓也選手、キーマンは新キャプテンの湊谷安玲久司朱選手」
今年からキャプテンに任命された湊谷安玲久司朱選手には現時点で古田HCの期待を越える成果を出しているそうで、日に日にキャプテンらしく成長して、得点力も含め海賊チームをどう牽引していくのか期待していきたいところです。
今シーズンの目標はチャンピオンシップ出場
ビーコルブースターの熱気は情熱に溢れているブーストで有名です。
昨シーズンのビーコル戦を何試合か観戦させていただいたわたくしもブースターさんの応援力にはすごく胸を打たれました。
「スタッフ、選手一同応援はすごく励みになる一方で、昨シーズンはその応援に応えられなかったこと、B1残留を果たしたもののあくまでもB1残留が目標ではないので、今年はチャンピオンシップ出場が目標」
「ブースターさんには昨シーズン以上の応援を期待しているし、チームも昨シーズン以上の結果を、そしてコートで戦う姿勢、感動するプレーを見せたい。結果を出して喜んでもらいたい」と強く語っていました。
そのブースターもより一層熱が入る、横浜での大事な開幕戦。
「本拠地の横浜で行われる開幕戦は、特に気合いを入れている。大事な一戦になると思う。初戦を勝って、その後もいい波に乗って戦っていきたい」
ぜひとも開幕戦は、選手、ブースターみんなで勝利を目指して、今年こそはチャンピオンシップに出場を期待しています。
山田謙治 選手にインタビュー
2011年チーム創設時から今もなお横浜ビー・コルセアーズに所属しチームを牽引してきた、ベテランの山田謙治選手です。
山田選手から見た今現在のチームの雰囲気は?
「選手同士のコミニュケーションがよく取れていていい状態」
山田選手はオフ期間に怪我の治療を行い一時練習を離脱しましたが、8月末には練習に合流し、コンディションもよく実践的な練習で開幕に向け準備は万端なようです。
先日行われたアーリーカップを終えて、
「結果は昨シーズンのチームのダメな部分、チームとしての悪い部分が見えてきたが、逆に今やるべき課題が見えてきた」
昨シーズンのチームの敗因がアーリーカップでも出てしまったので、その反省を生かし日々練習を行っているようです。
今年はチャンピオンシップ出場、そして優勝を
Bリーグ発足前の2012-13シーズンで横浜ビー・コルセアーズは優勝を果たしましたが、その後優勝から遠ざかっています。
山田選手は
「当時の優勝は今でも忘れないし、このチームでもう一度あの栄冠を掴むことが出来るまでは現役を続けたい」と熱く語っていました。
ビーコルブースターの熱い熱い応援は力になりますか?
「もちろん選手自身も熱い応援を感じているものの、結果が出せていなくて申し訳ない。今年こそはチャンピオンシップに出場して屈辱を晴らしたい。ブースターさんと共に喜びを分かち合えるシーズンにしたい」
横浜ビー・コルセアーズの初代からのメンバーでもある山田選手はチームに対する愛情は人一倍です。
このチームでもう一度優勝できることを切に願っていますし、今シーズンも横浜ビー・コルセアーズを応援していこうとより一層思える、情熱を感じました。
また山田選手は横浜出身、横浜のチームに所属し、今年は地元横浜で開幕を迎えるという、横浜にとても縁のある選手です。
最後に「横浜のおすすめスポットは?」の質問に
「定番ですけどみなとみらいですね。観覧車は中学生以来乗ってないですけど(笑)」と笑顔で話してくれました。
9/29(金)、9/30(土) 横浜文化体育館で行われる開幕戦を勝利で飾れることを楽しみにしています!