2017年3月5日

明治五年、横浜~新橋間に初めて鉄道が開業した記念碑を訪ねて

大谷 幸一 大谷 幸一

関内新聞の新しい連載「関内・発祥の地を訪ねて」の第1回を飾るのは、日本で始めて開業した当時は陸蒸気(おかじょうき)と呼ばれていた鉄道(横浜~新橋間)の発祥の地。開業当時「横浜駅(現:JR桜木町駅)」と呼ばれた駅跡に建つ「鉄道創業の碑」です。

鉄道創業の碑

鉄道発祥の地①

日本の鉄道は、明治5年(1872年)、イギリス人技師モレルの尽力で横浜~新橋間に開通しました。

当時の横浜駅は現在のJR桜木町駅から関内方向に線路沿いを3分ほど進むところにありました。現在は駐輪場や野毛へ続く陸橋がある樹木が生い茂った目立たない場所に、ひっそりと「鉄道創業の碑」が建っています。

鉄道発祥の地②鉄道発祥の地③

碑は、どっしりとした鋼鉄でできていて、近くに寄ってよく見ると碑の台座は鉄道の車輪を、碑の柱にはレールをイメージさせる凝った作りであることがわかります。

鉄道発祥の地④JR桜木町駅の南改札口外側コンコースには柱を利用した「歴史展示ギャラリー」があり、「初代横浜駅」の半立体模型が展示されている

人々の記憶から忘れ去られていた「鉄道創業の碑」の建つこの地に、鉄道の創業から約150年を経た今、大きな変化が訪れようとしています。

それは横浜市役所新庁舎を含む再開発に連動し、2020年を目標にJR桜木町駅の新南口(仮称)改札口が出来ることになり注目が集まっているからなのです。

鉄道ファンはもとより、関内を訪れた人はぜひこの「鉄道創業の碑」を見に来てください。

発祥データ

  • 発祥年:明治5年(1872年)
  • 住所:横浜市中区桜木町1丁目

この記事の著者

大谷 幸一

大谷 幸一デスク

昼はうだつの上がらない中年サラリーマン。しかし、ひとたび編集長からの特命が下ると、どんな難しい取材にも果敢に挑む熱血漢。こんな私を人は「関内新聞の仮面ライター」と呼んでいます。深い歴史があり、異国情緒漂う関内。この街の知られざる魅力をたくさん発見し社会に発信することが私の使命です。

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