旧暦の正月を祝う「
中華街のいたるところで、お正月の飾り付けが始まっています。関帝廟通りや市場通りには、道路を渡すように提灯が飾られ良いムード。
7日の夜から8日を迎える時間には、カウントダウンのイベントがあり、あちらこちらでけたたましく爆竹が鳴り響き、獅子舞が優雅に舞いお正月ムードを盛り上げています。
今年の春節を迎える瞬間は、関帝廟の隣にある横濱中華学院の校庭で、獅子舞と一緒に過ごしました。ものすごい人だかりで、獅子舞を綺麗に撮影することができませんでしたので、次に向かったのは媽祖廟の裏手にある山下町公園。
こちらにも、同様にたくさんの人が出ていましたが、獅子舞が人波をかき分けてカメラの方に出てきてくれました。日本の獅子舞とは違って、カラフルな獅子舞。おまけに額には電飾がついています。
さてお正月といえば初詣。日本でも神社や寺院にお参りして一年間の安全や健康、幸運などを祈願します。中華街には2つの廟があり、これらが日本の神社や寺院に当たります。
…ということで、
まずは媽祖廟にお参り。
開運セットと言われ販売されていたお線香と金紙を購入。媽祖廟では1,000円で販売されていました。
このセットを購入した人は、神輿の下をくぐってお参りを開始します。
お線香は全部で5本。その数と同じだけお線香をお供えする炉が準備されています。1番から順番にお線香を炉に立て、今年の幸福を祈願します。
5か所にお線香をお供えした後は、媽祖廟の本殿の中へ入り、媽祖様をはじめ複数の神様に祈願。
最後は金紙を炊き上げで燃やし神様に届けます。金紙は日本でいう、お賽銭みたいなもの。それを火で燃やししてお供えするという儀式で、お参りに本腰を入れます。
続いては、関帝廟にお参り