世界で最も有名な豪華客船といわれる『クイーン・エリザベス号』が3月16日に横浜港に初めて入港し、大さん橋国際客船ターミナルに17日まで停泊しました。
関内エリアで起こった、この記念すべき出来事を記録に残すため、関内新聞も彼女に会いに行ってきました。
赤レンガ倉庫側からアプローチ
大さん橋の赤レンガ倉庫側に着岸していたクイーン・エリザベス号。まずはその全貌を観ようと、みなとみらいから横浜ワールドポーターズを抜け歩いていきました。
すると目の前に景色に度肝を抜かれました。本来であればこの位置からは、赤レンガ倉庫の後ろに大さん橋とベイブリッジが見えるはずなのですが、この日はクイーン・エリザベス号が堂々とした姿で見えます。
それに後ろにいるクイーン・エリザベス号の方が、地上3階建ての赤レンガ倉庫よりも背が高く見えています。どれだけデカいのでしょうか?
調べてみるとクイーン・エリザベス号の高さは56.6メートル。13~14階建てのビルといった感じですね。
更に近づき全貌を観に行く
横浜ワールドポーターズからサークルウォークを通り、今度は彼女の全貌を観ようと更に近づいていきます。
赤レンガ倉庫の横を通り更に海岸の方に向かって歩いているところで撮った写真がこれ。
赤レンガ倉庫とクイーン・エリザベス号。それにわずかに見えた大さん橋と、その後ろにベイブリッジ。横浜関内の主役級の役者たちが、わずかに首を出した海外の女優に、存在感をかき消されてしまっていました。
いよいよ彼女の全体像に迫ります
赤レンガ倉庫を抜け海岸につくと、いよいよクイーン・エリザベス号の全貌が現れました。
その姿に、文字通り「固唾を呑む」ばかり。
大さん橋の建物の長さは約430m。それに対しクイーン・エリザベス号は294mの長さですが、この位置から見ても大さん橋はほとんど見えません。視覚的には“大さん橋いっぱいいっぱい”に停泊しているクイーン・エリザベス号に、この世のどんな物よりもデカく感じてしまいました。
間違いなくクイーン・エリザベス号
その姿を更に近くから見ようとしてか、1隻のボートが彼女のお尻から近づいていきます。